Sophos Hone Edition から乗り換え。El Capitan にて使用。 ウイルス付き添付ファイルが多数ある迷惑メールフォルダで色々動かしてみたところ、動作の方針に少々わかりにくい部分があると感じたので書いておきます。 この話で注意するべき設定は、 Continuous Scan : ON, Scan only new and changed files : ON まず常駐保護について。 1.メールを開く:検出しない 2.ウイルス付き添付ファイルをダウンロードフォルダに保存:検出しない 3.Zipファイルをダブルクリック:検出する 次に、ウイルス付き添付ファイルをダウンロードフォルダに保存した状態での手動Scanについて。 1.Scan Critical Locations:検出しない 2.Deep System Scan:検出しない 3.Scan a Custom Location でダウンロードフォルダをスキャン:検出する ただし、Scan only new and changed files をOFF にした場合、2のDeep System Scan ではダウンロードフォルダ以外のファイルもろとも検出される。この設定がONだと上記のように一切検出されない。全然Deepじゃない。 疑問に思うのは、「new and changed files 判別の基準」「ダウンロードフォルダって Critical じゃないのか?」など。圧縮フォルダに対しても「ギリギリまで反応しない」というあたりを見ると、動作が軽い理由も分かる気がする。 設定次第ではきちんと検出してくれるようなので使い方次第だろうか。今までウイルスが検出されたことがないという方は、Preferences で Scan only new and changed files をOFF(チェックを外す)か、初期設定のままなら Scan a Custom Location で Macintosh HD 全体を指定してスキャンしてみることをお勧めする。 シンプルな構成であることや、App Store から購入できるのは好感が持てる。